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BEN GRANFELT(ベン・グランフェルト)
フィンランド出身のギタリスト。メタルではない。LENINGRAD COWBOYSの元ギタリスト。元々はGRINGOS LOCOSというハードロックバンドで活動していたが、レニングラード・カウボーイズのシンガーのヨレ・マルヤランタの誘いでオーディションを受け、合格し、正式なギタリストとなった。このグループはホーンセクションもある大所帯なロックバンドで、彼一人に注目が集めることはあまりなかったが、ソングライティングの面で大きく関わることもあった。そういった曲ではこのアルバムでも聴けるようなメロディのしっかりとしたロックナンバーがあり、そこで、テクニカルなギタープレイを聴かせる曲もあった。2001年からWISHBONE ASHというロックバンドに在籍していたが、2004年に脱退した後は、ソロで活動している。
Mld ★☆☆
Bri ★☆☆
RADIO FRIENDLY (ラジオ・フレンドリー) (2nd/1996)

ソロとしては第2弾のアルバム。全曲がインストゥルメンタル。ハードロックタイプの曲から、ポップ、フュージョン系のものまでバラエティに富んでいる。良い意味で気軽に聴けるBGMとして最適なアルバム。レコーディングには、元GRINGOS LOCOSのミリ・ミエティネン(Dr)とカリ・レパラ(B)という二人が参加している。日本盤は廃盤となっているようで、元値よりかなり値段が上がっている…。
1-Snowking (スノーキング)
アップテンポのキャッチーでポップな曲。非常に爽やかで心地良い。TV番組のスポーツコーナーなどで流れていた。 北海道ローカルの洋楽ロックを扱っていたラジオ番組のオープニング、エンディングテーマ曲としても使われた。この曲が聴きたくて購入した。 Mld.Bri.
2-The Groove Thing (ザ・グルーヴ・シング)
タイトルにもあるようにグルーヴィなミドルテンポの曲。サビにあたる部分のメロディはキャッチーで良い。 Mld.
3-Radio Friendly (ラジオ・フレンドリー)
ミドルテンポの明るい雰囲気の1曲。キャッチーでなかなか良い曲。 Mld.Bri.
4-White Room (ホワイト・ルーム)
エリック・クラプトンが在籍していたことで知られるCREAMのカヴァー。有名な曲で聴いたことがあるという人も多いはず。元は歌だが先述の通り全曲インストゥルメンタル。 Mld.
5-Always There (オールウェイズ・ゼア)
スローテンポの落ち着いた雰囲気の曲。オルガンのサウンドも全体を通して流れる。 Key.
6-The Stumble (ザ・スタンブル)
スロー〜ミドルテンポのグルーヴィなロックナンバー。中盤にはちょっとした変化はあるが、全体を通してノリの良いタイプの曲。
7-Mix It Up (ミックス・イット・アップ)
スローテンポのリズミカルなナンバー。ゆるい雰囲気でリラックスして聴ける。
8-Strat Strut (ストラト・ストラット)
スローテンポのブルーズ調というかジャズ調な曲。ここまで来ると好みのジャンルではないので何とも言い難い。
9-Checkered Flag (チェッカード・フラッグ)
前の2曲からがらっと曲調が変わる。タイトルからF-1等のレースのフィニッシュを想像する通りスピード感のあるハードロック調の曲。明るい雰囲気。 Spd.Bri.
10-Homebound (ホームバウンド)
ミドルテンポのメロディアスな1曲。落ち着いた雰囲気でなかなか良い曲。 Mld.