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JOURNEY(ジャーニー)

アメリカ出身5人組。ジャンルは産業ロックと呼ばれることも(音楽アプリではクラシックロックと分類される)。アメリカ本土でNo.1ヒットを数多く出し、非常に人気がある。ジャーニーと言えばスティーヴ・ペリーのボーカルあってこそというファンも多いだろう。それだけ彼の歌声は味があって、非常に上手かった。後任のスティーヴ・オウジェリーも良いボーカリストだったが、彼ほどの存在感はなかったように思う。現在も活動しており、バンド初期からのメンバーではニール・ショーン(G)、ジョナサン・ケイン(Key)が残っており、2007年に加入したフィリピン人ボーカリストのアーネル・ピネダの歌声がスティーヴ・ペリーを思い起こさせるもので、歌唱力・パフォーマンス力も高く、話題となった。(残念なのは、初期メンバー2人の間で裁判が起こっており、バンドの財政がうまくいっていないという話。どうやらニール・ショーンの金遣いが粗いとのことで。ファンには悲しい話だ。)

Mld ★★☆
Key ★★☆
Bri ★★☆
Voc ★★☆

Lights (ライツ) (INFINITY/1978)

メロディアスなスローバラード。非常に心地良いメロディ。ピアノも良い。名曲。 Mld.Key.

Wheel In The Sky (ホイール・イン・ザ・スカイ) (INFINITY/1978)

独特な雰囲気のメロディのロックチューン。どこか民族音楽風でもある。サビはキャッチーで耳に残りやすい。

Any Way You Want It (お気に召すまま) (DEPARTURE/1980)

明るいハードロックナンバー。サビは心地良いコーラス。日本テレビ系列の朝の情報番組「スッキリ」のオープニング曲として有名か。 Mld.Bri.

Don't Stop Believin' (ドント・ストップ・ビリーヴィン) (ESCAPE/1981)

こちらも車のCMソングで流れていた。サビが終盤で1回だけという珍しい構成で、初めて聴くとどこがサビかわかりにくいが、キャッチーで哀愁のあるメロディが◎。明るい気持ちになれる。 Mld.Key.Bri.

Open Arms (翼を広げて) (ESCAPE/1981)

スローテンポのバラード。イントロから流れる綺麗なピアノのサウンドが曲の良い雰囲気を作り出している。シングルカットされ、全米No.1を記録した彼らの代表曲。また日本では映画「海猿」でお馴染み。自分がこの曲を知ったのはそれより前に流れていた車のCM。 Mld.Key.

Separate Ways (Worlds Apart) (セパレイト・ウェイズ) (FRONTIERS/1983)

キーボードのイントロが特徴のハードロックナンバー。とにかくそのイントロからカッコ良すぎ。緊張感あるムード。サビもフックがある。MVが制作され、ちょっと笑えると話題になった。彼らの代表曲の一つ。TBS系列のWBC(ワールドベースボールクラシック)の中継でも使われたので、そちらの印象が強いかも。雰囲気もピッタリ。(他局のテーマ曲は個人的にイマイチ) Mld.Key.

Send Her My Love (センド・ハー・マイ・ラヴ) (FRONTIERS/1983)

寂しげな爽やさの音色のイントロが特徴のスローチューン。キーボードが幻想的とも言える雰囲気を醸し出している。 Mld.Key.

Faithfully (時への誓い) (FRONTIERS/1983)

イントロからピアノ伴奏が印象的なバラード。メロディが特に美しい。泣ける。 Mld.Key.Ter.

Ask The Lonely (アスク・ザ・ロンリー) (TWO OF A KIND SOUND TRACK/1983)

イントロのピアノがクールなナンバー。コーラスが美しいハーモニーを奏でる。 Mld.Key.

Only The Young (オンリー・ザ・ヤング) (VISION QUEST ORIGINAL SOUND TRACK/1985)

爽やかなサウンドが印象的なポップなナンバー。スティーブ・ペリーの伸びのある歌声がマッチして良い。 Mld.Key.

Be Good To Yourself (ビー・グッド・トゥ・ユアセルフ) (RAISED ON RADIO/1986)

イントロから明るい爽やかなメロディが奏でられるハードポップチューン。キーボードが本当に気持ちいい。 Mld.Key.

I'll Be Alright Without You (アイル・ビー・オールライト・ウィズアウト・ユー) (RAISED ON RADIO/1986)

明るく穏やかな曲調のポップチューン。ただ、歌っている内容は物悲しい。それだけに曲の明るさ、爽やかさが余計に心に染みる。間奏部分が特に良い。 Mld.Bri.

All The Way (オール・ザ・ウェイ) (ARRIVAL/2001)

スティーヴ・オウジェリーが歌っていた時代の名曲。とにかく曲が良い。歌に関してはスティーヴ・ペリーとは違うが、これはこれで良い。 Mld.Key.Ter.

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