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VAN HALEN(ヴァン・ヘイレン)
アメリカ出身4人組。ジャンルはアメリカンハードロック。アメリカンHRのビッグネーム。バンドの中心はエドワード(G)とアレックス(Dr)のヴァン・ヘイレン兄弟。ベーシストはマイケル・アンソニー。初代ヴォーカリストはデイヴ・リー・ロス。そして2代目はサミー・ヘイガー。ヴァンヘイレンと言えばこの2人。3代目にはEXTREMEのゲイリー・シェローンも務めたが、結局イメージとも違い、1枚スタジオアルバムをリリースしただけで脱退した。
You Really Got Me (ユー・リアリー・ガット・ミー) (VAN HALEN (炎の導火線)/1978)
キンクスのカヴァーだが、こちらのほうが有名か。サウンドも原曲はどうしても時代を感じるが、このカヴァーヴァージョンは今聴いても古さを感じない。曲はミドルテンポのキャッチーなHRナンバー。イントロのリフはフックがあり耳に残る。
Eruption (暗闇の爆撃) (VAN HALEN (炎の導火線)/1978)
ほとんどギターのみのインストゥルメンタル。圧倒される迫力がある。デビューアルバムにして衝撃的。サウンドも質が高い。
Ain't Talkin' 'bout Love (叶わぬ賭け) (VAN HALEN (炎の導火線)/1978)
最近では車のCMソングとして流れていたアップテンポのハードロックチューン。イントロのリフはキャッチーでインパクトがある。
(Oh) Pretty Woman (オー・プリティ・ウーマン) (DIVER DOWN/1982)
ロイ・オービソンのカヴァーで、シングルヒットとなった。アルバムは全米最高3位を記録。
Jump (ジャンプ) (1984/1983)
カヴァーでしかシングルヒットを出せなかったが、この曲が全米No.1となり初めてオリジナルソングでのヒット曲となった。あまりにも有名なキーボードのイントロから始まる明るい雰囲気のロックナンバー。彼らを知らなくてもこの曲は聴いたことがあるという人は多いはず。
Panama (パナマ) (1984/1983)
明るい曲調のハードロックナンバー。歌詞はちょっと意味がよく分からないが、ノリの良い曲。アルバムは最高で2位を記録した。また、発売されたのは1983年。
Why Can't This Be Love (ホワイ・キャント・ディス・ビー・ラヴ) (5150/1986)
独特のキーボードサウンドが印象的なナンバー。アルバムでは初の全米No.1。またこのアルバムからヴォーカリストがサミー・ヘイガーに交代。
Dreams (ドリームス) (5150/1986)
個人的に1番好きな曲。イントロのキーボードからやられる。あまりに美しすぎてカッコ良い。アコースティックギターとのユニゾンも素晴らしい爽快なHRナンバー。シングルカットされたが、全米1位とはならなかった。これが売れないってどんな耳してるんだ。
When It's Love (ホエン・イッツ・ラヴ) (OU812/1988)
イントロの涼しげなキーボードが心地良いスローテンポのロックナンバー。サビは爽やかでコーラスも良い。アルバムは前作に続き全米No.1。
Right Now (ライト・ナウ) (FOR UNLAWFUL CARNAL KNOWLEDGE (F@U#C%K)/1991)
ピアノのイントロがインパクトがあるスローテンポのナンバー。全体は落ち着いた雰囲気だが、サビでは明るいムードのコーラスが入る。アルバムは3作連続で全米No.1ヒット。
Top Of The World (トップ・オブ・ザ・ワールド) (FOR UNLAWFUL CARNAL KNOWLEDGE (F@U#C%K)/1991)
アップテンポの明るいロックナンバー。サビのコーラスはまずまず。
Can't Stop Lovin' You (キャント・ストップ・ラヴィン・ユー) (BALANCE/1995)
アコースティックギターのメロディがとにかく爽やかで心温まるロックナンバー。歌メロも素晴らしい。後半のコーラスも美しいハーモニー。名曲。アルバムは全米No.1となったが、サミー・ヘイガーはこのアルバムを最後に脱退。