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WANDS(ワンズ)
91年9月に大島康祐(Key)、上杉昇(Vo)、柴崎浩(G)の3人で結成された。このメンバーが第1期。作詞は上杉。作曲は大島と柴崎がそれぞれ担当していたが、主に大島が作曲した曲がシングルになっていた。3rdシングル発売後に大島が音楽性の違いから脱退(後にSO-Fiを結成)。新たに柴崎の旧友である木村真也(Key)が加入。ここで黄金の第2期がスタートする。皮肉なことに第1期のときにリリースされた3rdシングルが、大島脱退を間に挟み、発売6カ月後にオリコン1位を記録した。その後、数多くのミリオンヒットを生み出し、一時代を築いた。当時、Being Groupに所属していたアーティストをビーイング系と呼び、B'z、ZARD、大黒摩季、DEEN、T-BOLANなどがオリコンチャートの上位を占めており、その中にWANDSも名を連ねていた。93年のゴールドディスク大賞も受賞するほど、この当時は売れまくっていた。音楽番組にはほとんど出演しなかったが、3rdシングルでブレイクした当時のみ、ミュージック・ステーションに出演した。曲が良かったことはもちろんだが、第2期のメンバーはルックスが良かったこと、そしてテレビにほぼ全く出演しないというちょっと謎めいた雰囲気もあって、人気が爆発した。しかしその後、徐々にロック色を強めていき、良い曲はあったものの人気は下降線をたどった。そして97年に上杉と柴崎が脱退。和久二郎(Vo)、杉元一生(G)という新たなメンバーを迎えてユニットを継続させた。これが第3期のスタート。小松未歩やZARDの坂井泉水が作詞した曲がまずまずのシングルヒットを記録したものの、やはり、全盛期ほどのヒットは生み出せず、人気も低迷し2000年に解体を発表。なお、1〜2期の上杉と柴崎は脱退後2人でal.ni.coというロックユニットを結成し、シングル3枚、アルバム1枚をリリースしたが、それも解散。上杉は現在ソロで活動中。柴崎は相川七瀬など様々なサポートギタリストを務め、T.M.Revolutionで有名な西川貴教のバンド、abingdon boys schoolでギタリストを務めている。WANDSというバンド名はタロットカードの魔法の杖「WAND」の複数形でWANDSとなったとの説が有力。上杉(Wesugi)と柴崎(Shibasaki)でWアンドSでWANDSとなったという説ももあるが、それは後付けのダブルミーニングというのが有力。2人が脱退した後に加入した2人も和久(Waku)、杉元(Sugimoto)という名前で、いかにもという感じがするが、第1期の曲作りの中心である大島の名前が入っていなかったり、初期は上杉のローマ字表記は普通(Uesugi)となっているので、タロットカードの説が有力。因みに、Wesugi And ShibasakiではなくWesugi And Showなんて話も・・・。
WANDS (1st/1992)

シングル2曲を収録したデビューアルバム。6曲しか入っていないのでミニアルバムというほうが正しいが、一応1枚目のアルバム。ジャケットはメンバーの写真だが、当時はこういったストレートなものが多かった。それにしても大島の髪型は・・・。
1-ふりむいて抱きしめて
2ndシングル。大島作曲。リズミカルなロックナンバー。サビはノリのいいリズムでキャッチー。なかなか良いギターソロが聴ける。テレビ朝日系「OH!エルくらぶ」エンディング曲。
2-Cloudy Sky (クラウディ・スカイ)
大島作曲。キーボードの活躍度の大きいミドルテンポのロックチューン。爽やかな雰囲気で明るいムードの秀曲。
3-寂しさは秋の色
デビューシングル。スローテンポのバラードナンバー。作曲は元ZYYGの栗林誠一郎。キーボードのサウンドが涼しげな空気を作り出している。関西テレビ・フジテレビ系「ホテルウーマン」挿入歌。
4-もう 自分しか愛せない
大島作曲。ミドルテンポのロックチューン。チャンチャンというキーボードは彼らのトレードマークでもある。
5-Good Sensation (グッド・センセイション)
作曲は大島と柴崎の共作。スローテンポのグルーヴィなロックナンバー。まだまだメロディは未熟か。
6-この夢だけを・・・
大島作曲。静かで神秘的な雰囲気が非常に良いバラードナンバー。もう一歩で名曲になりそうだが、サビでの盛り上がりが
物足りない印象。だが、今後の生まれてくる名曲に通じる要素がある。
時の扉 (2nd/1993)

通算で2枚目にあたるアルバム。フルレンスアルバムとしては1枚目。また、メンバーチェンジ後初のアルバムで、WANDSの1番のヒットアルバム。160万枚を超える売り上げを記録した。中山美穂との共演となった「世界中の誰よりきっと」のWANDSメインのバージョンを含め、3枚のヒットシングルを収録している。内容は1stアルバムに比べて大きく成長していることがよく分かる素晴らしい楽曲が並ぶ。歌メロがよくなり、曲のパターンが多彩。柴崎が3曲、上杉が1曲作曲している。因みにアルバムと同時発売のシングル「愛を語るより口づけをかわそう」は3rdアルバムに収録。
1-時の扉
アルバムと同タイトルのシングル曲。4枚目のシングルでオリコン1位、ミリオンセールス(約144万枚)を記録した。作曲は第1期の大島康祐。スロー〜ミドルテンポのロックナンバー。テレビ朝日系ネオ・ドラマ主題歌。
2-このまま君だけを奪い去りたい
DEENが歌いミリオンヒットになった曲だが、作詞は上杉昇ということでセルフカバーにあたる。作曲は織田哲郎。スローテンポのバラード曲。サビはとてもキャッチーで耳によく残る。DEENが歌うバージョンももちろん良いが、WANDSのファンとしてはこっちのほうが好きか。
3-星のない空の下で
柴崎作曲。キラキラとしたサウンドで幻想的なムードの爽やかなスローテンポのロックナンバー。キーボードサウンドの活躍度が大きい。ギターソロではさりげないがテクニカルなプレイを聴かせている。
4-もっと強く抱きしめたなら
WANDS単独シングル(3rd)としては最大のヒットとなった曲(約166万枚)。発売から6か月経ってオリコン1位を記録しブレイクした。ミドルテンポの心温まる爽やかなナンバー。イントロからとにかくめちゃくちゃ良い。超名曲。PVも良い。当時、三井生命のCMソングに使用された(浅野温子が出演)。因みにサビの歌詞は「もっと強く”君を”抱きしめたなら」。また作曲は多々納好夫、作詞は上杉と魚住勉(浅野温子の夫)。
5-ガラスの心で
作曲は柴崎。フックのあるサビが特徴のロックナンバー。サビの歌メロは非常に盛り上がる素晴らしいメロディ。トレードマークのチャンチャンというキーボードサウンドが効いている。
6-そのままの君へと・・・
作曲は大島。非常に静かで幻想的な大人の雰囲気のスローバラード。
7-孤独へのTARGET
作曲はFEEL SO BADの川嶋だりあで、コーラスでも参加している。スローテンポのロックナンバー。穏やかで優しい雰囲気がある。歌詞の内容は悲しげ。
8-Mr.JAIL (ミスター・ジェイル)
柴崎作曲。ミドルテンポでフックのあるメロディのロックナンバー。サビはとても盛り上がるメロディの秀曲。
9-Keep My Rock'n Road (キープ・マイ・ロックン・ロード)
上杉作曲。良い意味でリラックスしたロックナンバー。爽やかで心温まる雰囲気。曲は2分少々と短い。
10-世界中の誰よりきっと(album version)
中山美穂&WANDSとして大ヒットしたシングル曲(売上約180万枚)。オリジナルは中山美穂がメインで歌ったが、このバージョンは上杉昇がリードヴォーカルで宇徳敬子がゲストコーラスで参加。作曲は織田哲郎。明るい雰囲気のラブソング。はっきり言って中山美穂よりはるかに歌唱力のある上杉の歌うこのバージョンのほうが良い。因みにオリジナルはフジテレビ系ドラマ「誰かが彼女を愛してる」主題歌。
Little Bit... (リトル・ビット) (3rd/1993)

通算3枚目となるアルバム。7曲しか入っていないのでミニアルバムと言ったほうが正しいかも。シングルヒット2曲を収録。捨て曲なしの名盤。アルバムタイトルトラックなんてたまらない。
1-天使になんてなれなかった
柴崎作曲。ミドルテンポのロックチューン。サビは高揚感があり盛り上がる。トレードマークのキーボードも健在。
2-恋せよ乙女
6thシングル。作曲は第1期の大島。当時の曲を後になってシングルとしてリリースした。そう言われて聴くと、確かに初期のような軽快なリズムのロックナンバーだと思う。ブティックJOYのTV-CFソング。オリコン初登場1位。
3-Don't Cry (ドント・クライ)
作曲は川嶋だりあ。コーラスでも参加。イントロからキーボード全開の爽やかなサウンドのスローテンポのロックナンバー。歌詞は悲しげだが、希望ある内容。ビデオクリップはこの曲から「世界が終るまでは…」に繋がっているというユニークな作り。
4-君にもどれない
柴崎作曲。ミドルテンポで高揚感のあるサビが特徴のナンバー。隠れた秀曲。サビが本当に良い。
5-声にならないほど愛しい
スロー〜ミドルテンポの明るい雰囲気のロックチューン。MANISHのシングル曲で、作詞を上杉が担当したので、セルフカバーにあたる。コーラスで大黒摩季が参加。
6-Little Bit... (リトル・ビット)
柴崎作曲の隠れた超名曲。非常に静かな雰囲気のスローバラード。とにかく曲がめちゃくちゃ良い。涼しげというか冷たいキーボードサウンドが非常に良い雰囲気を出している。
7-愛を語るより口づけをかわそう
5thシングルで、当時オリコンシングルチャートで4週連続1位を記録した大ヒットナンバー。ミリオンセールスも記録した。曲調は明るい雰囲気のラブソング。作曲は織田哲郎。代表曲の一つ。ブティックJOYのTV-CFソング。
PIECE OF MY SOUL (ピース・オブ・マイ・ソウル) (4th/1995)

通算4枚目のアルバム。フルレンスでは2枚目。シングルヒット3曲を収録。ロック色を強めた作風だが、明るめの曲や、静かなバラードなど多彩で、メロディの良さは変わらず、サビはフックのある曲が並んでいる名盤。アルバムに新録された曲はほぼ全て柴崎が作曲しているが、8曲目は上杉と柴崎の共作、10曲目は木村が単独で作曲したナンバー。個人的には初めて買ったCDアルバムで非常に思い入れがあり、大好きな作品。ジャケットデザインはシンプルながらインパクトがあり、クールでカッコ良い。第2期のスタジオアルバムとしては最後の作品。”ほぼ”ミリオンセールスを記録した。
1-FLOWER (フラワー)
ダークでヘヴィなスローテンポのロックナンバー。当時19時前に5分程度で最新の曲を流す音楽番組みたいなものがあり、そこでこの曲が流れまくっていた。暗い雰囲気だが、メロディはしっかりと練られている秀曲。
2-Love & Hate (ラヴ・アンド・ヘイト)
ミドルテンポの明るめのロックチューン。キーボードのサウンドが前作までの雰囲気を残している。ロックギターとキーボードのサウンドが心地良い。サビはキャッチーで盛り上がる。個人的に大好きな曲。歌詞も良い。
3-世界が終るまでは…
アニメ「スラムダンク」の第2段エンディング曲としてオリコン1位、ミリオンヒットした8枚目のシングル。94年の年間売上でも10位。代表曲であり超名曲。最初から最後まで通して漂う雰囲気がとにかくカッコ良いロックナンバー。PVもまた良い。ドラムの音だけがちょっと安っぽいのは残念。大黒摩季がコーラスで参加。作曲は織田哲郎。因みにスラムダンクのオープニング曲、エンディング曲はビーイング系が独占していた(BAAD、ZYYG、大黒摩季、MANISH、ZARD)。
4-DON'T TRY SO HARD (ドント・トライ・ソー・ハード)
アコースティックギターの静かなメロディが特徴のスローテンポのナンバー。非常に寂しい雰囲気。
5-Crazy Cat (クレイジー・キャット)
スローテンポのヘヴィなロックチューン。暗いムードながら、サビはフックがあり耳に残る。
6-Secret Night 〜It's My Treat〜 (シークレット・ナイト イッツ・マイ・トリート)
9thシングル。当然ながら、オリコンで1位を獲得したロックナンバー。このシングルからハードなロックへと音楽性が変わっていった。曲は非常に歌うのが難しいメロディ。サビはフックがありよく耳に残る。作曲は栗林誠一郎。当時TBS系「CDTV」のオープニング曲にも使用された。
7-Foolish OK (フーリッシュ・オーケー)
ヘヴィなサウンドのスローテンポのロックナンバー。それでもサビはフックがありしっかりと盛り上がる作りは◎。
8-PIECE OF MY SOUL (ピース・オブ・マイ・ソウル)
アルバムタイトルトラック。上杉と柴崎の共作。静かなイントロで始まるスローテンポのロックチューン。サビでは盛り上がる。
9-Jumpin' Jack Boy (album version) (ジャンピン・ジャック・ボーイ アルバム・ヴァージョン)
7thシングルのアルバムバージョン。キラキラのキーボードサウンドで始まるオリジナルとはイントロが大きく異なり、クールなギターサウンドで始まる。個人的にはこっちのほうがカッコ良い。曲はアップテンポのロックナンバー。サビはキャッチーでとても盛り上がる。歌詞はちょっと大人な内容。大黒摩季がコーラスで参加。作曲は栗林誠一郎。シングルはミズノスキーウェアTV-CMソング。
10-MILLION MILES AWAY (ミリオン・マイルズ・アウェイ)
木村が作曲したスローテンポのロックチューン。幻想的なキーボードサウンドが特徴。後半ピアノも良い味を出している。後に第3期のメンバーで新バージョンが作られた。
世界中の誰よりきっと<PartU> (世界中の誰よりきっと(シングル)/1992)
中山美穂&WANDSのシングル「世界中の誰よりきっと」に収録された上杉昇のリードヴォーカルバージョン。コーラスに中山美穂という点で3rdアルバムのヴァージョンとは大きく異なる。曲調はテンポがゆっくりになっており、落ち着いた雰囲気。ジャケット写真がちょっとユニーク。WANDSの3人は個別に首あたりから上の写真が載っているがなぜか裸っぽい。しかも木村はメガネをかけていなくて、一人だけカメラ目線ではなく、遠くを見ているのはちょっと面白い。
・・・でも君をはなさない (愛を語るより口づけをかわそう(シングル)/1993)
5thシングル「愛を語るより口づけをかわそう」のカップリング曲。作曲は柴崎。穏やかな雰囲気のポップチューン。前向きな歌詞のラブソング。
果てしない夢を (果てしない夢を(シングル)/1993)
ZYYG, REV, ZARD & WANDSとしてリリースされたシングル。ビーイング系の豪華メンバーの競演となり、コーラスでは川嶋だりあ、大黒摩季も参加している。さらにはゲストで長嶋茂雄が歌っていることも話題となった。93年の日本テレビ劇空間プロ野球のイメージソングとして使用された。曲はスローテンポのポップロックナンバー。何よりこのメンバーで1曲を歌っているというのがすごい。作詞は坂井泉水・上杉昇、作曲はREVの出口雅之。
雨に濡れて (果てしない夢を(シングル)/1993)
シングル「果てしない夢を」のカップリング曲。作詞は坂井泉水・上杉昇、作曲はZYYGの栗林誠一郎。ミドルテンポの穏やかながら悲しい詞のロックナンバー。
White Memories (ホワイト・メモリーズ) (Jumpin' Jack Boy(シングル)/1993)
7thシングル「Jumpin' Jack Boy」のカップリング曲。作曲は柴崎。チャンチャンというキーボードなど、当時のサウンドを象徴するような秀曲。歌詞は寂しげだが、明るい雰囲気のポップチューン。これも隠れた名曲。
KEEP ON DREAM (キープ・オン・ドリーム) (Secret Night(シングル)/1995)
9thシングル「Secret Night」のカップリング曲。作曲は柴崎。隠れた超名曲。熱心なファンには人気の曲。詩人・上杉昇の本領発揮という寂しげな内容の歌詞のスローナンバー。イントロの壮大なキーボードから完璧。A面はロック色を強めたが、カップリングではこういったバラードをもってくるあたりは流石。
ありふれた言葉で (SINGLE COLLECTION+6/1996)
6thシングル「恋せよ乙女」のカップリング曲。作曲は柴崎。WANDSの数あるバラードの中でも1,2を争う名バラード。美しく、悲しい。柴崎の泣きのギターソロがまた良い。
Just a Lonely Boy (ジャスト・ア・ロンリー・ボーイ) (SINGLE COLLECTION+6/1996)
8thシングル「世界が終るまでは…」のカップリング曲。作曲は柴崎。楽しげなコーラスが明るいムードを作り出しているのアップテンポのポップチューン。なかなかテクニカルなギタープレイも聴ける。
白く染まれ (SINGLE COLLECTION+6/1996)
作曲は川嶋だりあ。SINGLE COLLECTION+6に初収録された曲。サビはフックがあるメロディで、シンプルにカッコ良いミドルテンポのロックナンバー。全盛期のころにシングルになっていたら大ヒットしていたこと間違いなし。
Same Side (セイム・サイド) (WANDS BEST〜HISTRICAL BEST ALBUM〜/1997)
10thシングル。暗いというより寂しいムードのスローテンポのロックナンバー。アコースティックギターが印象的。オリコン初登場2位。
WORST CRIME 〜About a rock star who was a swindler〜 (ワースト・クライム) (WANDS BEST〜HISTRICAL BEST ALBUM〜/1997)
11thシングル。第2期のラストシングル。ミドルテンポのロックチューン。サビの後に変調する。 シングルとしてはちょっと地味な印象は拭えない。
錆ついたマシンガンで今を撃ち抜こう (WANDS BEST〜HISTRICAL BEST ALBUM〜/1997)
12thシングル。第3期の最初のシングル。作詞作曲は小松未歩。スローテンポの爽やかなロックナンバー。フジテレビ系「ドラゴンボールGT」のエンディング曲として使用された。
MILLION MILES AWAY (ミリオン・マイルズ・アウェイ) (WANDS BEST〜HISTRICAL BEST ALBUM〜/1997)
オリジナルは「PIECE OF MY SOUL」に収録。木村が作曲した曲で、第3期のメンバーでリメイクされた。大きなアレンジはなく、単純に歌っているのが和久に変わったという違い。
Brand New Love (ブランニュー・ラヴ) (WANDS BEST〜HISTRICAL BEST ALBUM〜/1997)
13thシングル。作詞は坂井泉水。ピアノのサウンドが印象的なミドルテンポのロックチューン。第3期の曲のなかでは個人的に1番好き。三菱自動車のCMソング。
明日もし君が壊れても (AWAKE/1999)
14thシングル。作詞は坂井泉水。寂しげなキーボードサウンドのスローバラード。アニメ「遊戯王」のエンディング曲として使用された。オリコン初登場8位。
「今日、ナニカノハズミデ 生きている」 (AWAKE/1999)
15thシングル。結果的にWANDSのラストシングルとなった。怪しげなキーボードが特徴のヘヴィなロックナンバー。
メロディが弱い印象。なんとなくサビに入ってしまい、盛り上がりがあまりない。
君が欲しくてたまらない (complete of WANDS at the BEING studio/2002)
ZYYGのシングル曲で、上杉昇が作詞をしているセルフカバー曲。アップテンポのロックチューン。サビはフックのある歌メロで耳に残る。作曲は織田哲郎。ビーイングがシリーズで発売した「complete of WANDS〜」に初収録された。第2期の時代に収録されたものと思われる。