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METALLICA(メタリカ)

アメリカ出身の4人組。スラッシュメタル四天王(色々言い方がある)の一つ。結成時のメンバーはジェイムス・ヘッドフィールド(Vo,G)、ラーズ・ウルリッヒ(Dr)、カーク・ハメット(G)、クリフ・バートン(B)。(デビュー前にはMEGADETHのデイヴ・ムステインも在籍。しばらくギクシャクしていた印象だが、最近になって共演するなど、ある程度は良い関係に。)86年にクリフ・バートンが不慮の事故で亡くなり、ジェイソン・ニューステッドが加入。しかし、ジェイソンは2001年年に脱退し、2003年に元オジー・オズボーン・バンドのロバート・トゥルージロが加入した。

Spd ★☆☆

アルバムリスト

ride the lightning
master of puppets
metallica

関連アーティスト

megadeth

RIDE THE LIGHTNING (ライド・ザ・ライトニング) (2nd/1984)

名盤の一つと評価される2ndアルバム。早くもここで彼らのスタイルが確立された。スピード感あるスラッシュメタルナンバーや静かで暗い曲など、様々なタイプの曲が収録されている。スラッシュメタルを語る上では欠かせない1枚。

Fight Fire With Fire (ファイト・ファイア・ウィズ・ファイア)

アコースティックギターの静かなイントロから一変し、攻撃的なギターリフへと展開するスピードチューン。サビは忙しい。 Spd.

Ride The Lightning (ライド・ザ・ライトニング)

アルバムタイトルトラックのミドルテンポのナンバー。ヘヴィなリフが響く。途中でテンポが変わる部分もあり、速くなる。

For Whom The Bell Tolls (フォー・フーム・ザ・ベル・トールズ)

不気味なベルの音のイントロのダークでヘヴィな1曲。これはこれでメタリカらしい。 Drk.

Fade To Black (フェイド・トゥ・ブラック)

叙情的なメロディのアコースティックギターが印象の1曲。全体的にはスローだが、テンポが変化する展開。 Mld.

Trapped Under Ice (トラップド・アンダー・アイス)

スピード感溢れるスラッシュメタルナンバー。 Spd.

Creeping Death (クリーピング・デス)

ヘヴィで耳に残るリフが特徴のスピードチューン。アグレッシヴなリフが良い。代表曲の一つ。 Spd.

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MASTER OF PUPPETS (メタル・マスター) (3rd/1986)

スラッシュメタルという括り以上にHMの超名盤の3rd。アメリカでも大ヒットした。邦題はメタル〜シリーズにしたかったのか。ピンときにくいが「マスター」でなんとなく予想できる。

Battery (バッテリー)

イントロは静かに始まるが…という展開。サビの掛け声が特徴のスピードナンバー。サビはとてもアグレッシブな曲調だが変化が多い。 Spd.

Master Of Puppets (メタル・マスター)

アルバムタイトルトラック。イントロのリフはインパクトがある。攻撃的なスラッシュメタルチューン。途中、突然哀愁あるギターメロディが奏でられる。8分半ほどある長尺。 Spd.

Welcome Home (Sanitarium) (ウェルカム・ホーム サニタリウム)

スローでダークな1曲。ギターメロディが悲しげなムード。 Drk.

Disposable Heroes (ディスポーザブル・ヒーローズ)

8分を超えるスピード感あるメタルナンバー。サビの叫ぶような掛け声が良い。 Spd.

Leper Messiah (リパー・メサイア)

ヘヴィなミドルテンポのナンバー。途中テンポアップし攻撃的なスラッシュメタルに。 Spd.

Damage,INC (ダメージ・インク)

奇妙な雰囲気のイントロが印象的なスピードナンバー。 Spd.

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METALLICA (メタリカ) (5th/1991)

全米No.1、世界中で売れまくった5th。全世界で1500万枚以上の売り上げを記録した。通称「ブラックアルバム」。どうしてそこまで売れたのかは、個人的にはよくわからないが、やけに耳に残る曲があるのは確か。速さを抑えて、重厚な音づくりとなっている。その分歌メロがある曲が増えた。全体的に重く、そして暗い。スラッシュメタルというジャンルでは括れない作品。スラッシュメタルファンはどう捉えたのか。

1-Enter Sandman (エンター・サンドマン)

静かなイントロのスロー〜ミドルテンポのナンバー。サビはフックがあり耳に残る。

2-Sad But True (サッド・バット・トゥルー)

スローテンポの暗く重いメタルナンバー。重厚なリフ。 Drk.

3-Holier Than Thou (ホーリアー・ザン・ザウ)

アップテンポのヘヴィな曲。この作品のなかでは速いほうでスラッシュメタルの要素は感じる。

4-The Unforgiven (ジ・アンフォーギヴン)

スローテンポの静かな曲で、メロディは印象的。アコースティックギターが悲しげな旋律を奏でる。 Mld.Drk.

5-Wherever I May Roam (ホエアエヴァー・アイ・メイ・ローム)

怪しげなメロディのダークなナンバー。スロー〜ミドルテンポ。キャッチーなリフで耳に残る。

6-Don't Tread On Me (ドント・トレッド・オン・ミー)

ミドルテンポのヘヴィなナンバーで、この作品の中間的な一曲。つまり、あまり印象には残らず、コメントもしづらい。

7-Through The Never (スルー・ザ・ネヴァー)

重厚なリフが特徴のミドル〜アップテンポのナンバー。転調するところも。個人的には空耳アワーでお馴染みの曲。

8-Nothing Else Matters (ナッシング・エルス・マターズ)

スローでダークでヘヴィな曲。叙情的なメロディはなかなか◎ Mld.Drk.

9-Of Wolf And Man (オブ・ウルフ・アンド・マン)

ミドルテンポのヘヴィな1曲。メロディは弱く、いまひとつ印象に残らない地味な曲。

10-The God That Failed (ザ・ゴッド・ザット・フェイルド)

重厚なリフが響くスローテンポのダークな曲。こちらも印象にはあまり残らない。 Drk.

11-My Friend Of Misery (マイ・フレンド・オブ・ミゼリー)

ダークなベースのイントロが特徴。重苦しい雰囲気。曲も弱く、特長が見つけられない。 Drk.

12-The Struggle Within (ザ・ストラグル・ウィズイン)

スピード感あるメタルチューン。イントロがユニークでなかなか良い。ソロの速弾きも聴きどころ。転調するところも。 Spd.

13-So What (ソー・ホワット)

ボーナストラック。スピーディーなスラッシュメタルチューン。掛け声の部分が印象に残る。 Spd.

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