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10cc(テンシーシー)
イギリス出身の4人組。デビューは72年で主に70年代に活躍したバンド。結成時のメンバーはエリック・スチュワート(Vo,G,Key)、グレアム・グールドマン(Vo,G,B)、ケヴィン・ゴドレイ(Vo,G,Key,ギズモ)、ロル・クレーム(Vo,Dr)という4人。それぞれが結成よりも10年ほど前から音楽活動をしており、エリックは前身のバンドで全米No.1、全英チャートでも2位とヒット曲を残している。またグレアムはソングライターとしてヒット曲を生みだしていた。オリジナルメンバーでの活動は72年〜76年と短い活動期間だった。彼らの数々の名曲は、あのQUEENにも大きく影響を与えたと言われている。因みにバンド名の由来は、私の知っている説では下ネタ(?)なので割愛する。ただし、この説は有力ではない。
I'm Not In Love (アイム・ノット・イン・ラヴ) (THE ORIGINAL SOUNDTRACK/1975)
幻想的な雰囲気のサウンドが印象的なラヴソング。キーボードやコーラスが非常にロマンティックで、心地良いサウンドを作り出している。彼らの代表曲で、全英1位、全米2位と大ヒットした。CMソングとしても有名。個人的に大好きな曲。
The Things We Do For Love (愛ゆえに) (DECEPTIVE BENDS (愛ゆえに)/1977)
彼らの代表曲で全英6位、全米5位を記録。ピアノのサウンドと美しいコーラスが特徴の明るい曲調。サビではテンポが変わる。これもCMソングとして使われた。アルバムタイトルの邦題に、この曲の邦題が付いているパターン。
Peace In Our Time (ピース・イン・アワー・タイム) (MIRROR MIRROR/1995)
高揚感のあるサビのコーラスがとても綺麗なミドルテンポのナンバー。歌メロが本当に素晴らしい。
Monkey And The Onion (モンキー・アンド・ジ・オニオン) (MIRROR MIRROR/1995)
美しいハーモニーのアコースティックギターが印象的なスローナンバー。曲がとにかく良くて、心が穏やかになる。個人的に大好きな曲。超オススメ。
Grow Old With Me (グロウ・オールド・ウィズ・ミー) (MIRROR MIRROR/1995)
アコースティックギターが心地良いスローテンポの曲。穏やかな雰囲気で、心温まる。弦楽器のサウンドも良い。