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MR.BIG(ミスター・ビッグ)
アメリカ出身の4人組。ジャンルはアメリカンハードロックが妥当。バンド名の由来はFREEの曲名から。結成時のメンバーはエリック・マーティン(Vo)、RACER Xで超絶技巧の速弾きを見せていたポール・ギルバート(G)、デイヴ・リー・ロス・バンドのビリー・シーン(B)、元IMPELLITTERIのパット・トーピー(Dr)という4人。各自の能力や実績が評価されていただけに、結成当初からスーパーバンド、テクニカル集団など呼ばれ話題となった。96年に活動を休止し、ポールが脱退。その後、元POISONのリッチー・コッツェンが加入し、しばらく活動するが、メンバー間の人間関係が悪くなり、ビリーが解雇(?)されるなど、ぐちゃぐちゃになった末に解散ということになった。しかし、2009年にオリジナルメンバーで再結成を果たし、日本ツアーで完全復活をアピールした。因みに、ポール・ギルバートは一時期日本に住んでいて、堂本兄弟などバラエティ番組でも活躍していた。パット・トーピーは2018年に他界。2024年のファイナルツアーではニック・ディヴァージリオがサポートメンバーとしてドラムを担当した。
Mld ★★☆
Ter ★☆☆
Bri ★☆☆
Voc ★☆☆
Vis ★☆☆
関連アーティスト
Addicted To That Rush (アディクテッド・トゥ・ザット・ラッシュ) (MR.BIG/1989)
イントロからテクニカルなプレイが炸裂するスピード感あるハードロックチューン。サビの部分の「オーオー」というコーラスがキャッチーで印象的。 Mld.Spd.
Rock & Roll Over (ロックンロール・オーヴァー) (MR.BIG/1989)
ミドルテンポのハードロックナンバー。サビがキャッチー。 Mld.
Daddy, Brother, Lover, Little Boy (The Electric Drill Song) (ダディ・ブラザー・ラヴァー・リトルボーイ) (LEAN INTO IT/1991)
タイトルにあるように電動ドリルを使ったギター・ベースプレイが印象的なハードロックナンバー。ライヴでもソロの部分ではドリルを使って忠実に再現される。アップテンポで心地良いスピード感もある。 Mld.Spd.Ori.
Green-Tinted Sixties Mind (グリーン・ティンテド・シックスティーズ・マインド) (LEAN INTO IT/1991)
代表曲でもあり、超名曲。イントロのメロディから非常にさわやかで、穏やかな気持ちになれる1曲。とにかく曲がめちゃくちゃ良い。 Mld.Bri.
Just Take My Heart (ジャスト・テイク・マイ・ハート) (LEAN INTO IT/1991)
アコースティックギターのイントロが非常に美しいスローテンポのナンバー。サビのコーラスが良い。心温まるメロディ。シングルカットされ、全米16位とヒットした。MVも制作された。 Mld.
To Be With You (トゥ・ビー・ウィズ・ユー) (LEAN INTO IT/1991)
全米No.1ヒットとなったこの曲が一般的にはよく知られている。アコースティックセットの感動的なスローバラード。当然MVも制作された。 Mld.
Colorado Bulldog (コロラド・ブルドッグ) (BUMP AHEAD/1993)
スピード感のあるハードロックナンバー。バラードでヒット曲を出したものの、アルバム1曲目には 1stアルバムから一貫してこの曲のようなハードロックチューンを配置するあたりは好感が持てる。 Spd.
Promise Her The Moon (プロミス・ハー・ザ・ムーン) (BUMP AHEAD/1993)
涼しげなイントロの静かなスローチューン。爽やかな雰囲気。 Mld.
Wild World (ワイルド・ワールド) (BUMP AHEAD/1993)
アコースティックギターのサウンドが心地良いスローテンポのナンバー。キャット・スティーヴンスのカヴァー。 Mld.
Nothing But Love (ナッシング・バット・ラヴ) (BUMP AHEAD/1993)
歌メロが非常に良いスローテンポのナンバー。キーボードが良い味を出している。 Mld.Key.
Seven Impossible Days (セヴン・インポッシブル・デイズ) (JAPANDEMONIUM (ロウ・ライク・スシ 3)/1994)
ライヴ盤で初収録された爽やかなナンバー。アコースティックギターのイントロが良い。アップテンポで明るいムード。 Mld.Bri.
Take Cover (テイク・カヴァー) (HEY MAN/1996)
イントロのドラムとギターメロディが特徴。高揚感のあるメロディライン。MVも制作された。 Mld.
Goin' Where The Wind Blows (ゴーイン・ホエア・ザ・ウィンド・ブロウズ) (HEY MAN/1996)
静かなイントロのスローチューン。コーラスが心地良い。 Mld.
Stay Together (ステイ・トゥゲザー) (BIG,BIGGER,BIGGEST! THE BEST OF MR.BIG /1996)
ベストアルバムに収録された新曲の一つ。明るい雰囲気のロックナンバーで非常に人気のある曲だが、歌の内容はタイトルと逆で「I can't stay together〜」と歌っており、ネガティヴな内容。タイトルと曲の雰囲気だけで結婚式でこれを流してしまうという話を聞いたことがある。 Mld.Bri.
Unnatural (アンナチュラル) (BIG,BIGGER,BIGGEST! THE BEST OF MR.BIG /1996)
ベストアルバムに収録された新曲の一つ。アコースティックギターのメロディが特徴のスローテンポの1曲。ポールがリードヴォーカルを務めた。 Mld.
Not One Night (ノット・ワン・ナイト) (BIG,BIGGER,BIGGEST! THE BEST OF MR.BIG /1996)
ベストアルバムに収録された新曲の一つ。心温まるメロディのバラードナンバー。 Mld.