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ARI KOIVUNEN(アリ・コイヴネン)

フィンランド版のアイドル発掘番組「IDOLS」で優勝したシンガー。ジャンルとしてはメロディックメタルか。ソロ名義でアルバムを2枚リリースし、その後フィンランドのデスメタルバンドAMORALのボーカリストを務めていたが、バンドは2017年に解散した模様。

Mld ★☆☆
Key ★☆☆

関連アーティスト

children ob bodom
sonata arctica
stratovarius

FUEL FOR THE FIRE(フューエル・フォー・ザ・ファイア)(1st/2007)

FUEL FOR THE FIREジャケット画像

デビューアルバム。多数のゲストが参加し、詞、曲を提供している。アルバム全体の演奏アーティストは、ギターはニノ・ロウレンネ(THUNDERSTONE)、ミッコ・コソネン、トゥオマス・ワイノラ、ベースはパシ・ヘイキラ、ドラムはミルカ・ランタネン、ミッコ・カークリニエミ、そして、キーボードはヤンネ・ウィルマン(CHIDREN OF BODOM , WARMEN)、ペシ・レヴァント。バッキングボーカルはキモ・ブロム(URBAN TALE)、パシ・ランタネン、ペッカ・ヘイノ。まぁ、知らない人も多いが…ただ、この面々に加えて詞、曲を提供した面々が豪華。各曲のレビューを参考にしてもらいたい。また、総合プロデュースはニノ・ロウレンネとパシ・ヘイキラ。このアルバムはフィンランド本国のチャートで12週連続1位というとんでもない記録を残した。現在の記録はどうなっているか分からないが、当時本国出身のアーティストとしては新記録。国外合わせてもBON JOVIのベストアルバム「CROSS ROAD」に並ぶ記録だった。フィンランドは本当にこの手の音楽が盛んでチャートの上位の3〜4割がヘヴィメタル関係だという。なんて良い環境なんだろう。羨ましい。そういった環境が多数の世界的なメタルバンドを輩出する要因となっているのは間違いない。

1-God Of War(ゴッド・オブ・ウォー)

作詞キモ・ブロム(URBAN TALE)、作曲トゥオマス・ヘイキネン(LEVERAGE)。メロディにフックがあり耳に残るスピードメタルナンバー。アルバムの1曲目に相応しい。オススメ。 Mld.Spd.

2-Hear My Call(ヒア・マイ・コール)

パシ・ヘイキラ、ニノ・ロウレンネが作った。アリ・コイヴネンが非常に細身だと判明したビデオクリップが制作された。ミドルテンポで曲はキャッチー。 Mld.

3-FUEL FOR THE FIRE(フューエル・フォー・ザ・ファイア)

ヤンネ・ヨウトセニエミ(元STONE〜SUBURBAN TRIBE)が制作。スローテンポのヘヴィなロックナンバー。タイトルトラックとしては地味すぎか。オープニングに持ってこなくて正解。 Drk.

4-Don't Try To Break Me(ドント・トライ・トゥ・ブレイク・ミー)

パシ・ヘイキラが制作。キャッチーで聴きやすいメロディが好感を持てる。疾走感のあるアップテンポなメタルチューン。 Mld.Spd.Key.

5-Angels Are Calling(エンジェルズ・アー・コーリング)

ティモ・トルキ(元STRATOVARIUS)が制作。しっとりとしたスローテンポのパワーバラード。 Mld.

6-I Fly(アイ・フライ)

ニノ・ロウレンネが制作。イントロから◎。変調しながらのアップテンポなメタルナンバー。歌メロがなかなか良い。 Mld.Spd.Key.

7-Our Beast(アワー・ビースト)

マルコ・ヒエタラ(NIGHTWISH)が制作。ヘヴィなイントロから始まるスローなヘヴィロックチューン。雰囲気は暗め。 Drk.

8-Losing My Insanity(ルージング・マイ・インサニティ)

トニー・カッコ(SONATA ARCTICA)が制作。アップテンポの秀曲。誰が作ったか分かっているから、と言われればそうかもしれないが、良い意味でソナタ・アークティカっぽいスピードメタルナンバー。 Mld.Spd.Key.

9-Stay True(ステイ・トゥルー)

ヤルコ・アホラ(元DREAMTALE〜TERASBETONI)が制作。ミドル〜アップテンポのヘヴィロックナンバー。サビはフックがあって良い。 Mld.

10-Stormwind(ストーム・ウィンド)

ペシ・レヴァントが制作。ヘヴィなリフから始まるミドルテンポの曲。サビはキャッチーで耳に残る。転調する部分もあり面白い。 Mld.

11-Heartstealer(ハートスティーラー)

1曲目と同じコンビで制作。これも良い。キャッチーで耳に残る。心地よいスピード感も◎ Mld.Spd.

12-Hetki Lyo(時はきた)

ボーナストラック。フィンランド語の曲。イントロはそうでもないが、全体的にはオルガンの音色にバスドラも響くなかなかのメタルチューン。

13-Piano Man(ピアノ・マン)

ボーナストラック。ビリー・ジョエルのカバー。オリジナルに忠実なタイプのカバー。 Mld.

14-On The Top Of The World(radio edit)(オン・ザ・トップ・オブ・ザ・ワールド ラジオ・エディット)

ボーナストラック。オーディション番組のオリジナルソング。スローバラード調の曲。なかなか良い。 Mld.

15-Don't Try To Break Me(live ver.)(ドント・トライ・トゥ・ブレイク・ミー ライブ・バージョン)

日本盤ボーナストラック。4曲目のライブバージョン。2007年8月に地元フィンランドのヘルシンキで行われたライブの音源。 Mld.

16-Angels Are Calling(live ver.)(エンジェルズ・アー・コーリング ライブ・バージョン)

日本盤ボーナストラック。5曲目のライブバージョン。同上。 Mld.

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