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KAMELOT(キャメロット)

アメリカ出身4〜5人組。(この音楽性でアメリカというのは珍しい。)ジャンルはシンフォニックHMか。ジャンルは難しいが、一時期はメロディックスピードメタルに近かった。曲も聴きやすく、フックのあるメロディが多かったが、徐々にシンフォニック、シネマティックへの方向性を強め、雰囲気は非常に暗く重い。4th〜6thで人気が上昇していったが、どういった部分がウケたのか、間違って受け入れてしまったように思う。それとも単純に、良い曲・良いメロディが書けなくなってしまっただけか。メロディアスなHMが好きなファンは7th以降離れて行った気がする(あくまで私の主観ではあるが)。なお、3rdアルバム以降のメンバーはロイ・S・カーン(Vo)、トーマス・ヤングブラッド(G)、グレン・バリー(B)、キャセイ・グリロ(Dr)という4人だったが、2005年にキーボードプレーヤー、オリヴァー・パロタイが加入。2009年にはグレン・バリーが脱退し、旧メンバーのショーン・ティブベッツが復帰。2011年に、ロイ・S・カーンが脱退。なお、プロデューサーはHEAVENS GATEのサシャ・ピート。

Mld ★★☆
Spd ★☆☆
Key ★☆☆
Cla ★★☆
Voc ★☆☆

アルバムリスト

the fourth legacy
karma
epica
the black halo

関連アーティスト

heavens gate
rhapsody of fire
stratovarius

THE FOURTH LEGACY (フォース・レガシー) (4th/2000)

THE FOURTH LEGACYジャケット画像

元コンセプションのロイ・S・カーンを迎えての2作目で、バンド通算4枚目のフルレンス。前作は未聴なのではっきりとは言えないが、メロディックスピードメタルが好きな人はこのアルバムから6thアルバムまでの3作は是非一度聴くべきだろう。特にキラーチューンである2、11曲目はメロスピファン必聴。

1-New Allegiance (ニュー・アリージャンス)

期待感高まるイントロダクション。荘厳なムード。 Cla.

2-The Fourth Legacy (フォース・レガシー)

タイトルトラックで彼らの真骨頂というべきスピードチューン。ギターのリフがカッコ良い。間奏も良く、ボーカルのメロディラインがとにかく素晴らしい。 Mld.Spd.Key.Cla.

3-Silent Goddess (サイレント・ゴッデス)

ミドルテンポのヘヴィなナンバー。暗めな雰囲気は作品全体に漂うもの。

4-Desert Reign (デザート・レイン)

次の曲へのイントロとなる約1分半のインスト。アラビアンの雰囲気が面白い。 Ori.

5-Nights Of Arabia (ナイツ・オブ・アラビア)

前の曲から繋がる荘厳なムードもあるアップテンポのメタルナンバー。 Spd.Key.Cla.

6-The Shadow Of Uther (シャドウ・オブ・ユーサー)

アップテンポのメタルチューン。メロディはキャッチーで耳に残る。サビにあたるであろう部分は明るめな空気感もあり、作品の雰囲気とはやや一線を画すが、何より終盤に繰り返す所で小さな音量で歌が入るものの、ほとんど歌わないサビというのは意表を突かれる。 Mld.Spd.Bri.

7-A Sailorman's Hymn (セイラーマンズ・ヒム)

ほぼアコースティックギターとピアノ伴奏のみのスローバラード。泣けるほどではないが、曲は良い。 Mld.

8-Alexandria (アレキサンドリア)

ヘヴィなリフが響くミドルテンポの曲。ちょっと地味だが、怪しげな雰囲気は一貫している。 Key.

9-The Inquisitor (インクイジター)

怪しげながらも壮大な雰囲気を感じるスロー〜ミドルテンポのナンバー。 Key.Cla.

10-Glory (グローリー)

アコースティックギターや弦楽器伴奏のスローバラード。こういった曲も彼らの持ち味の一つ。 Mld.Key.

11-Until Kingdom Come (アンティル・キングダム・カム)

キーボードが印象的なイントロで幕を開けるスピードメタルナンバー。サビのコーラスが耳に残る。全体を通して歌メロが良い。間奏もカッコ良い。アルバムタイトルトラックと並ぶキラーチューン。 Mld.Spd.Key.

12-Lunar Sanctum (ルナー・サンクタム)

スロー〜ミドルテンポのヘヴィなナンバー。スケールの大きさは感じるものの、作品本編を締め括るには地味に感じる。 Key.

13-Can You Remember (キャン・ユー・リメンバー)

日本盤ボーナストラックのスローバラード。ライブバージョンで、日本向けに歌詞が書かれているのかアレンジされたのか「サヨナラ」「オオサカ」というフレーズも聴こえる。

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KARMA (カーマ) (5th/2001)

KARMAジャケット画像

日本での人気が大きく飛躍したと思われる5thアルバム。全体の雰囲気は前作を継承している。疾走曲あり、バラードあり、ヘヴィなナンバーもありと多彩な曲が並んでおり、速い曲が多いというのも日本人には嬉しい。因みに、当時BURRN!誌のレビューで高評価を得たのを知り、自分はこのアルバムから聴き始めた。

1-Regalis Apertura (リガリス・アパーチュラ)

荘厳なムードが期待を高める。2分弱のインストゥルメンタルで、作品のプロローグとも言える。 Mld.Cla.

2-Forever (フォーエヴァー)

リーダートラックというべきスピードメタルナンバー。ギターと歌メロが良い。サビも非常にカッコ良く、耳に残りやすい。バンドの代表曲の一つ。 Mld.Spd.Key.Cla.

3-Wings Of Despair (ウィングス・オブ・デスペアー)

イントロからギターのリフが耳を引く疾走曲。サビの歌メロが良く耳に残る。序盤の2曲でがっちり心を掴まれる。 Mld.Spd.Cla.

4-The Spell (スペル)

怪しげな雰囲気を演出するキーボードからヘヴィなギターへと繋がるスローテンポのナンバー。サビのメロディラインが良い。速い曲が続き、ここでスローナンバーを持ってくる曲順もメリハリがあって◎。 Mld.Key.Cla.

5-Don't You Cry (ドント・ユー・クライ)

トーマス・ヤングブラッドが亡き父を想い作ったスローバラード。アコースティックギターとバイオリンの演奏も美しい。 Mld.Ter.

6-Karma (カーマ)

アルバムタイトルトラックは激しいギターとドラムとピアノのコントラストが面白いアップテンポなナンバー。怪しげなムードの女声コーラスも良い。アーティスティックスイミング(当時シンクロナイズドスイミング)で使用されたこともある。 Mld.Spd.Key.Cla.

7-The Light I Shine On You (ライト・アイ・シャイン・オン・ユー)

ヘヴィなギターリフが印象的なミドル〜アップテンポのナンバー。サビのメロディは耳に残る。 Mld.

8-Temples Of Gold (テンプルズ・オブ・ゴールド)

暗めな雰囲気のスローチューン。アラビアンな間奏も面白い。メロディラインはよく練られていて◎。 Mld.Drk.

9-Across The Highlands (アクロス・ザ・ハイランズ)

イントロからハイテンポで駆け抜けるスピードメタルナンバー。サビに繋がる流れが特にカッコ良い。歌メロもしっかりしていて◎。 Mld.Spd.Key.

10-i Mirror Mirror (ミラー・ミラー)

この曲から12曲目まではエリザベスというタイトルで繋がっている。第1部にあたるこの曲は冷たいムードが漂う静かな1曲。 Mld.

11-ii Requiem For The Innocent (レクイエム・フォー・ジ・イノセント)

第2部はヘヴィなギターから始まる怪しげな雰囲気のミドルテンポのナンバー。序盤のキーボードサウンドと女声コーラスがその雰囲気を作り出している。 Key.

12-iii Fall From Grace (フォール・フロム・グレイス)

非常にアグレッシブなギターが前面に出ているスピード感溢れるメタルチューン。アルバム本編のラスト。終盤は曲調が変わり静かにフェードアウトしていく。 Spd.

13-Future King (フューチャー・キング)

ボーナストラックには勿体無い、サビの歌メロが素晴らしいスピードメタルナンバー。アルバムの雰囲気と合わなかっただけでボーナストラックとなったようだが、そんなことはないように思う。キーボードの活躍度も高く、非常に聴きやすく耳に残るカッコ良い曲。個人的にはこのアルバムのなかで1番のお気に入り。 Mld.Spd.Key.

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EPICA (エピカ) (6th/2003)

EPICAジャケット画像

彼らの評価が最高に高まった6thアルバム。ドイツの文学者ゲーテの「ファウスト」を基にした物語をベースにしている。4thアルバムから続く世界観がこの作品でも継続。曲はスピードチューンが適度に配置され、スローバラードもあり、ミドルテンポのヘヴィなナンバーもありと多彩な楽曲群になっている。何といっても歌メロがしっかりしているのが素晴らしい。4th〜6thのどれかでも気に入れば、この3枚は是非揃えるべきだろう。全17曲とやけに多く見えるが、繋ぎで曲と呼べないようなトラックもあるので、実質12曲ほど。余談だが、このアルバムが発売された時期にはSONATA ARCTICAの「WINTERHEART'S GUILD」、CHILDREN OF BODOMの「HATE CREW DEATHROLL」という、その後のメタル界を引っ張っていく世代の好作品が一気に発売された。個人的には財布の状況としては厳しかったが、非常に濃い時期だった。当然これらの作品はこの年のBURRN!誌上の読者人気投票で上位に名を連ねた。

1-Prologue (プロローグ)

木魚のような不思議な音から始まるインスト。アルバム全体のプロローグ。

2-Center Of The Universe (センター・オブ・ジ・ユニバース)

この時期の1番の代表曲と言っても過言ではないスピードメタルナンバー。メロディラインがしっかりしていて、ピアノの音色も美しい。間奏で静かになる構成も◎。ほめるところだらけの1曲。ただアルバム全体の物語とは関係ない模様。映像は公式チャンネルで公開されているライブの音源のみ。 Mld.Spd.Key.

3-Farewell (フェアウェル)

激しいサウンドで幕を開けるスピード感あふれる1曲。メロディも良く、変化が多いのも面白い。序盤の曲順、構成は前作とほぼ同じで、がつんと来る。 Mld.Spd.

4-Interlude T (Opiate Soul) (オーピエイト・ソウル)

男声合唱のインスト。次の曲との繋ぎ。

5-The Edge Of Paradise (エッジ・オブ・パラダイス)

ギターのリフがヘヴィなミドルテンポの曲。雰囲気は暗め。サビの歌メロは良い。 Mld.Drk.

6-Wander (ワンダー)

ロイ・カーンの歌声を堪能できるスローなナンバー。曲が良く、ピアノが良い雰囲気を演出している。 Mld.Key.

7-Interlude U (Omen) (オーメン)

繋ぎであって曲というものはない。

8-Descent Of The Archangel (ディセント・オブ・ジ・アーチエンジェル)

当時RHAPSODY OF FIREのルカ・トゥリッリ(G)がギターソロで参加したミドル〜アップテンポのナンバー。雰囲気は怪しげだが、変化も多くスピーディーに駆け抜ける部分も。 Spd.Key.Cla.

9-Interlude V (At The Banquet) (アット・ザ・バンケット)

町の広場の雑踏のようなSEが流れる。こちらも繋ぎで曲はない。

10-A Feast For The Vain (フィースト・フォー・ザ・ヴェイン)

メフィストとアリエルの会話のような歌詞。ギターがヘヴィなミドル〜アップテンポのメタルチューン。雰囲気は重くはない。 Mld.Cla.

11-On The Coldest Winter Night (オン・ザ・コールデスト・ウィンター・ナイト)

しっとりとしたムードでピアノとアコースティックギターが綺麗なスローバラード。なかなか良い曲。 Mld.Key.

12-Lost & Damned (ロスト・アンド・ダムド)

壮大な雰囲気のイントロが期待を高めるスピードメタルチューン。テンポ変化もあるが、盛り上がる部分ではスピードアップし、サビは本当に素晴らしい。ギターも非常にカッコ良く、曲の締め括り方も個人的に◎。 Mld.Spd.Key.Cla.

13-Helena's Theme (ヘレナズ・テーマ)

アルバム全体を通して参加している女性ボーカル、マリ・ティタニナが独りで歌う曲。2分弱しかなく、繋ぎの意味合いが大きい。

14-Interlude W (Dawn) (ドーン)

語りのみの繋ぎ。

15-The Mourning After (Carry On) (ザ・モーニング・アフター)

ヘヴィなリフが響くスロー〜ミドルテンポの曲。変化はあるが、全体として重く怪しげな雰囲気。 Mld.Key.Drk.

16-V Ways To Epica (ウェイズ・トゥ・エピカ)

アルバム本編のラストを飾る。スローなイントロからアップテンポに変わる。女性ボーカルと交互に歌う部分が良い。メロディ、ギターリフにフックがあり、耳に残る。変化もある。個人的にはこのアルバムで1番お気に入り。 Mld.Spd.Key.

17-Like The Shadows (ライク・ザ・シャドウズ)

日本盤ボーナストラック。ヘヴィなリフで始まるスローなメタルナンバー。サビは耳に残りやすく、曲も悪くない。

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THE BLACK HALO (ザ・ブラック・ヘイロー) (7th/2005)

THE BLACK HALOジャケット画像

以前と比べて全体の雰囲気は暗く、重い印象。物語を進めることに重きを置きすぎているのか、曲の出来も正直イマイチ。速い曲も少なく、メロディにフックも欠けているため、キラーチューンと呼べるものがない。何といっても歌メロが弱いのが残念。過去の作品では遅い曲も速い曲にも歌メロには光るものがあっただけに残念。なお、前作同様繋ぎのみのトラックがあるため、実質曲と呼べるものは16曲もない。

1-March Of Mephisto (マーチ・オブ・メフィスト)

スローテンポでとにかくヘヴィなメタルチューン。メフィスト役のボーカルでディム・ボガーのシャグラットが、キーボードソロにはSTRATOVARIUSのイェンス・ヨハンソンが参加。シャグラットも出演したMVが制作されたが、不気味な雰囲気で、悪魔的な存在を演じているからか、ロイ・カーンが怖い。なおバージョン違いの映像があり、3分くらいでシャグラットが口から血のようなもの(映像では真っ黒でよく分からない)を吐いている場面があるかどうかの違いのようだ。 Drk.

2-When The Lights Are Down (ホウェン・ザ・ライツ・アー・ダウン)

激しくアグレッシブながら変化もあるスピードチューン。リーダートラックという扱いにはなるが、歌メロが弱い印象。1曲目に続きイェンス・ヨハンソンが参加。ソロでは「いかにも」というプレイが聴ける。 Spd.Key.

3-The Haunting (Somewhere In Time)(ザ・ホーンティング サムホエア・イン・タイム)

ミドルテンポのヘヴィなナンバー。曲は悪くはないが、もう一つ印象に残らない。バックボーカルでEPICAのシモーネ・シモンズが参加。因みにバンド名のEPICAはキャメロットの前作のタイトルから取ったとか。MVも制作され、時期を見るとおそらくバンド初MV。ただ1,3曲目をMV制作している点が重要で、バンドが見せたいものがこれなのか、とがっかりする。2,4,14曲目あたりだと前作までにがっちり掴んだ日本のメロスピファンにアピールしやすいのに。 Drk.

4-Soul Society (ソウル・ソサイエティ)

壮大なイントロからスローな展開で幕を開ける曲。サビへスピードアップしていくが、もうひと盛り上がりほしいところでサビも終わるという、もどかしい曲。ギターサウンドはヘヴィ。所々で聴こえるキーボードは良いし、悪い曲ではないだけに惜しい。 Spd.Key.Cla.

5-Interlude T (Dei Gratia) (インタールードT デイ・グラティア)

繋ぎ。曲はほぼない。

6-Abandoned (アバンダンド)

ピアノ伴奏のスローバラード。曲は悪くないが、もう一つ耳に残らない。バックボーカルで参加のソプラノ歌手マリ・ヤングブラッドはトーマス・ヤングブラッドの妻。 Key.

7-This Pain (ディス・ペイン)

ヘヴィなリフが印象的なミドルテンポの1曲。キーボードも色づけ程度に。雰囲気は暗め。 Drk.

8-Moonlight (ムーンライト)

ヘヴィなギターが特徴のスローテンポのメタルチューン。こちらも雰囲気は重く暗い。曲も弱い。 Key.Drk.

9-Interlude U (Un Assassino Molto Silenzioso) (インタールードU アン・アサシノ・モルト・サイレンジオソ)

繋ぎの曲。ピアノとアコーディオン(?)伴奏で女性の独唱(歌詞が英語でないことは分かるが何語かは不明)

10-The Black Halo (ザ・ブラック・ヘイロー)

ミドル〜アップテンポのメタルナンバー。アルバムタイトルトラックだが、3分半くらいの短い曲。ソロも含めギターはなかなか良いが、やはり歌メロが弱く、あまり印象に残らない。

11-Nothing Ever Dies (ナッシング・エヴァー・ダイズ)

イントロからスピーディーでテクニカルなギタープレイは耳を引く。それが終わるとトーンダウンするが、途中から再度テンポアップし、サビはなかなか速くなる。これで歌メロが良ければキラーチューンになり得た、勿体無い1曲。 Spd.

12-Memento Mori (メメント・モーリ)

実質物語のフィナーレを飾る大作。スローで始まるが変化が多い。そのため9分近い長さはそれほど感じない。中盤で激しくなり、後半の展開は良い。1曲目に続きシャグラットが参加している。 Spd.Cla.

13-Interlude V (Midnight / Twelve Tolls For A New Day) (インタールードV ミッドナイト・トウェルヴ・トールズ・フォー・ア・ニュー・デイ)

エピローグ的なトラック。曲はほぼなく、SEが流れるだけ。

14-Serenade (セレナーデ)

前作の2曲目と同じく物語とは関係のないスピードメタルナンバー。ただその曲と比較するといかんせん歌メロが弱く感じる。 Spd.

15-Epilogue (エピローグ)

日本盤ボーナストラック。アコースティックギターとピアノのメロディが美しいスローチューン。伴奏のメロディは良いが、歌メロは…。 Mld.

16-Soul Society (radio edit version) (ソウル・ソサイエティ ラジオ・エディット・ヴァージョン)

日本盤ボーナストラック。4曲目のラジオエディット。イントロ以外の違いはわかりにくい。曲の長さは原曲より20秒ほど短い。そもそも長い曲ではないのにラジオエディットって…。4分以内にする、という目的かな。業界に詳しくない素人からするといまいちピンとこないエディット。 Spd.Key.Cla.

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